DM薄紙印刷情報増量計画

運営会社:カワセ印刷株式会社

 

若年層と高齢者層に実は有効な紙のDM

 

昨今、チャットGPTやDX(デジタルトランスフォーメーション)促進がもてはやされ、各段にデジタルな感じの世の中になってきましたね。
SEO対策、リスティング広告、メルマガ配信、ブログやコラム、SNS,メールを用いたダイレクトメールなど、「全ての施策やったけど、もうこれ以上、劇的な効果は出せないよ」と思われている方、特に通販のマーケティング担当者様に朗報です!

アナログではありますが、紙のDMも最近、お客様とのコミュニケーションに有効だと見直されています。
このコラムでは、実は紙のダイレクトメールはプッシュ系の販促で、若年層と高齢者層にまだまだ有効だということ。今と変わらない送料のまま、紙のDMでお客様との深い関係が構築できる方法(コツ)を解説します。

1. 若年層と高齢者層に実は有効な紙のDM

多くの人が誤解していますが、実は紙のDMはプッシュ系の販促で、若年層と高齢者層にまだまだ有効だということが、2つの直近統計結果(2022年版)から分かります。

『DMメディア実態調査2022(一般社団法人日本ダイレクトメール協会)』によりますと、20代を中心とした若年層で特に効果が高い(平均の2~3倍)とのこと。
最近は家に届く紙DMもめっきり減りましたので、デジタルに慣れた若年層にとっては紙のダイレクトメールが自分に届くこと自体が珍しく、開封するのだと推測できます。

2つ目は、トッパン・フォームズ(株)が実施した『生活者のDMに関わる行動についての自主調査2022』によると、DMに付いているQRコードを利用する人は増加傾向にあり、とくに70代男性で大幅に増加し、大きめのQRコードは若年層より60代以上の男性、50代以上の女性が盛んに利用していることが分かったようです。

ちなみにDM薄紙印刷では、デザインが施されたデザインQRコードの制作・印刷が可能です。この調査結果からは、「生活者の視点に立ったDM」の追求が、ポイントになると思われます。                                また、紙媒体特有のメリットを活かした内容と紙の親和性を考えるのが重要とのことでした。

2. 今よりお客様(リピーター)との深い関係構築が可能な紙のDMとは

紙DMは費用対効果が悪く、送料(重量)を気にするが故に封入点数も限られ、たいしてお客様に訴求できないと思われがちです。

しかしながら、今と同じ送料で情報量を増やし、今よりお客様との深い関係構築に役立つ方法(コツ)があります。それは、極めて薄い紙に印刷するという方法です。(詳しくはこちら)

例えば、今まで1回のDMで、新商品や季節商品などの訴求しかできなかったDMを、薄紙に印刷することで、重量はそのままで頁数を増やし、定番の人気商品なども追加で掲載することも可能です。「会報誌のようなたてつけ」にするのも良いですね。印刷物の重さ比較表はこちらを参照ください。

とは言え、大量ロットを印刷する輪転印刷以外で、薄い紙に印刷することができる印刷会社さんは、全国でもごく限られてきます。

今サイト(DM薄紙印刷)を運営するカワセ印刷では、薄紙一筋40年間培われた印刷技術を用いて、薄紙・超軽量紙に4色カラーで両面印刷をすることができます。              また、今まで紙のDM自体、作ったことがないという方にもデザインから印刷・発送までお応えできます。(発送方法のわかりやすい解説はこちら

今まで簡潔にまとめて送っていた紙DMも、薄い紙で情報量を増やすことで、「よりお客様に寄り添った内容(DM)」にすることができるのではないかと思います。

MAツールですとE-mailのダイレクトメールで、クリックした方、全てに紙のDMが発送されてしまいますが、E-mail(DM)で反応が良いお客様にだけ(もしくはロイヤルカスタマーにだけ)、お金をかけて紙のDMをお送りしてみるのはいかがでしょうか。

この夏は今までの空中戦から、アナログな紙DMに戦場を移すことをオススメします!

(文・古長雅行)

■プロフィール 古長雅行

大学では山岳部主将としてマッキンリー登頂を果たした精神力と統率力の持ち主。
現在は、丸みを帯びた風貌でたくさんのファンを持つ制作ディレクター。
お客様のご要望にお応えするため、全力で調査、提案する真面目さをもつ。
エコ検定、CSR検定、自動車整備士の有資格者。趣味はラーメン食べ歩き、建築巡り。