やっぱりすごかった!DM開封シリーズ ~健康食品の月刊号を読み解こうとしたら面白くて読み入ってしまいました~
1.はじめに
皆さんこんにちは、急な温度変化により、朝に布団から抜け出すのが難しくなっている永野です。 最近はコロナに加えてインフルエンザも流行っており体調には気を付けなければなりませんよね。 ということで(?)今回は健康食品の通信販売をしている「株式会社えがお」さんの月刊号「えがおで元気」を読んで健康食品の購買意欲を挙げていこうと思います。
2.ダイレクトメールにおいてのデザインの重要性
今回開封してみるのは「えがおで元気」の8月号
まず、最初に思ったことは表紙のデザインがとてもきれいということでした。何なら部屋に飾っちゃおうかな!と思うくらいに引き込まれましたね。この冊子が先頭に来ているとついついダイレクトメールを開けちゃいますよね。 ダイレクトメールの平均的な開封率は65%らしいですが「えがおで元気」はもっと高いでしょう! 出展:日本DM協会 DMメディア実態調査スライド 1 (jdma.or.jp)
写真では伝わりきらないですが絵本の1ページのような夏のすがすがしさを感じられる表紙ですよね。朝が寒く、もうすでに夏が恋しい私にはたまりません。
そんな目を奪われるようなデザインですが、私の一押しポイントは白い「えがおで元気」のバックに青空があることで文字が飛行機雲のように見える点です。暗い色がほとんど使われていないのも目に優しい気がします。 健康食品をメインにしている会社なのでメインのターゲット層は女性高齢者でしょうから、このような柔らかい感じのデザインが余計刺さるのかもしれませんね。同封されていた、詩画は女性に人気なものらしいのでこの詩画も女性層をターゲットにしたものなのでしょうね。
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3.冊子DMの本文を読んで感じたこと
まだまだ褒め足りないような素晴らしい表紙ですが、いつまでも表紙に見惚れているわけにもいかないので本文を読んでいきます。
・・・
はい、読み終わりました。 面白すぎてあっという間でしたし、あまり冊子のDMを読む機会がなかった私的には衝撃でした。 DM冊子ってこんなに読んでいて楽しいものだったのですね。もっと自社の商品紹介を全面に押し出している物なのだと思っていました。
構成的には日々の健康法や有効なストレッチ方法、健康に良い郷土料理のおいしい作り方などが載っており、広島県江田島市の郷土料理「牡蠣飯」は作って食べてみたくなりました(料理できませんが)。 そこから後半に進むにつれ、自然に商品紹介が増えていくという構成になっており、実際に私も楽しみながら読んでいたら、いつの間にか商品の紹介が始まっていました。 勿論がっつり自社商品の宣伝をするのも良いと思いますが、読む人の心をつかんでから購入を促すという方法のほうが私の好みです(これは好みの問題ですかね?)。 また、この冊子の後ろにはちゃんとした商品紹介用のチラシも同封されており、メリハリと言いますか顧客の心をつかむアイテムと、実際に商品を買ってもらうアイテムを切り離しているということが今回の気づきポイントですね。
そして前回のユーキャンさん回でも感じましたが、注文方法が分かりやすいです。 注文方法が分かりにくく、調べるのが面倒くさくなって失注するというのが一番もったいないと思うので、見やすさ、わかりやすさはとても重要ですよね。 その他にも、注文用はがきの横にプレゼント応募用のはがきが一緒についていることで「プレゼント応募のついでに他の物も購入しよう」と購入に対するハードルを下げたり、付録の「塗り絵コンクール」なるものは組み立て式封筒を組み立てて発送するという方法を取っていたり、いたるところに工夫がちりばめられているなと感じました。
このDMを見たらついつい買ってしまいますよね。 このような開封率・反応率の高いDMを作成したい場合はぜひお問い合わせください。 お問い合わせ | DM薄紙印刷 情報増量計画 (tokyo-usugami-p.jp)
4.実際にダイレクトメールを読んだユーザーの声
ここまでつらつらと、えがおさんのDMについて書いてきましたが、結局24歳の私が健康食品を買うかというと答えはノー。 実際にこのDMがターゲットにしているのは中高年層の主に女性のはずです。 というわけで母にDMを読んでもらい、世の中高年女性を代表して感想を聞いてみましょう。 母の感想としては
・文章は面白い
・詩画も好き
・注意書きなどの細かい字が見えにくい
とのことでした。やはり詩画は女性受けが良いのですかね?
また細かい字が見えにくい。。。
じゃあ文字を大きくすればよいのではないでしょうか?? しかし、ただ文字を大きくしてもページ数が増えてしまい、重量が増え、結果、発送費が上がってしまいますよね。そんなページ数、文字のサイズをアップさせたいが、重量は増やしたくないという皆様には薄紙での冊子の作成をご提案いたします。 普通のコピー用紙の半分以下の重さの薄紙を使えばページ数を増やし放題、文字を大きくい放題です(そんなに大きくしないですかね、、、)。 ぜひご検討ください。薄紙印刷でのお客様改善事例はこちら
5.おわりに
ということで今回はえがおさんの月刊誌を読んでいきました。 今回のDM開封で一番感じたことは、いかに購読者に魅せるかということですね。 第一印象が良いとそのあとを読む気が湧いてくるというのを実際に体感しました。 明日からDMを見るときに第一印象がどうかを考えながらDMを見ることになりそうです。
(写真・文 永野)
■永野 佑樹
バリバリの理系平成生まれのルーキー。 学生時代はバレーボールやバスケで汗を流してきたスポーツマンでもある。 趣味はスポーツ観戦・麻雀・パズル・ゲーム・ボルダリング 文武両道(スポーツとオタク) 雀鬼 東京生まれ東京育ちオタクな奴はだいたい友達 お腹を壊したという理由だけでヨーグルトのみで一週間過ごした理系人でもある。 動物の梟(フクロウ)に似ているとよく言われる