DM薄紙印刷情報増量計画

運営会社:カワセ印刷株式会社

 

「成長記録4 DMの歴史について ~知られざる海外の歴史と偉人~」

みなさまこんにちは!

最近、万年筆を手に入れて、アナログの素敵さに感服してしまったこえだです

やっぱりアナログって素敵!!!!

前回、日本でのDMの歴史についてお話しさせていただいたのですが、わたくし社内で「DMの発祥は海外だった気がする、、」と耳にしてしまったのです!

そんなことを耳にしてしまったらこれは追究しないわけにはいきません!

というわけで今回は、「DMの歴史について ~海外編~」です!

前回のコラムはこちらから

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そもそも広告の起源ってなに?

世界の広告の歴史の中で、最古の広告は5000年前バビロニアで発明されたといわれているそうです

もちろん、5000年前ですから用紙のようなものはなく、煉瓦に象形文字を彫り込んだものを使用していたのだそう、、、

煉瓦に王様の名前や、建立したお寺などの名前を彫り込むことでそれが宣伝になったということですね

小学校の図工の授業で「彫刻」をやっていましたがこえだは本当に苦手でした、、、

昔の人がとんでもなく器用だったのでしょうか、、

上記からわかるのは、はるか昔の広告というのは名称や建物をアピールするために主に使用されていたのかもしれません。

ちなみに日本でも同様に広告は名称や建物の認知のために使用されていたのだそう。

広告の偉人とDM

1900年以前は、広告は非常にギャンブル性のあるマーケティング手法でした。

しかし、1900年初頭に、クロード・C・ホプキンスという人物が、レスポンスの見えるマーケティングの仕組みを構築したそうです。

クロード・C・ホプキンスは、広告科学の創始者といわれている人物で、広告業界のパイオニアのような存在です。

出典:Wikipedia

クロード・C・ホプキンス (wikipredia.net)

彼の代表的な著書『広告マーケティング21の原則』という本の中に

【原則6】人間の心理”という項目があります。

この項目の大まかな内容は

どんな人間にも、恐れ、恥、希望、欲望などの感情が存在し、このような人間の心理に対して、プロの広告人はそれを他人の経験から学びます。

ということが記載されています。

また、“【原則13】サンプルの使用”という項目には、

サンプルを作るには、コストがかかりますが、それ以上に利益の見返りが期待できます。と記載されています。

既に投稿しているコラムにもデジタルのみの広告には不可能でダイレクトメールという広告なら実現できる最大のメリットだと触れたことがありますね!!!

該当するコラムはこちらから

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このような内容を書き記したクロード・ホプキンスは、クーポン付きのダイレクトメールを送り、そのクーポンを利用させることでどのダイレクトメールから何件のレスポンスがあったのか計測しました。

さらに、複数パターンのダイレクトメールを用意してそれぞれのレスポンスを計測し、より高い反応率を出したDMを、より多くの人に送るというダイレクトメールの使い方を始めたそうです。

これは、今では当たり前になっていることですが、その当時としては先鋭的な方法だったのだそう。

広告の世界で偉人とされている人がダイレクトメールを使用して結果を出しているのを見るとDMというマーケティング手法は想像するよりもはるかにすごいものなのではないでしょうか、、!?

海外での1900年代の広告とは?

日本でのDMの起源は江戸時代でしたが、クロード・C・ホプキンスの影響も大きく、アメリカでは1900年初頭にはマーケティングの代表的な手法としてダイレクトメールが取り入れられていたそうです。

すでに「クーポン」や「キャンペーン」などの現在で最も高い効果を出しているマーケティング手法は一般的に使用されていたそうです。

さらに、「無料お試し」というキャンペーンも1900年代前半にアメリカで確立されたマーケティング手法なのだそう!

この手法は現在でも多く使用されていますね!!

どんなものでも一回使用すると安心感、信頼感が強まります。

その心理に早くいきついた世界の発想力には頭が上がりません、、、

広告の偉人から学ぶべきことはたくさんあるかもしれません!

前回に引き続き、今回は海外の広告、ダイレクトメールの歴史についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

現代では、インターネットが急激に普及して偉人が使用していたころよりもダイレクトメールはどんどん洗練されていき、可能性の広がる手法になっているのではないかなと考えます。

紙のDMの可能性を完全に捨ててしまうのではなく、一つの方法としてみなさまの頭の片隅に少しでも存在できるよう、こえだはコラムを書き続けていこうと思います!!!

(文 藤木 柚稀)

藤木柚稀

見た目は華奢で、通称こえだちゃんと呼ばれるも心は大木(たいぼく)

持ち前の明るさとガッツでお客様をハピネスにする特技を持つ

舞浜で犬も歩けば、こえだに当たるという程のディズニー信奉者

趣味はディズニー、カメラ、楽器演奏、一人旅。

我が社の最年少ニューフェイス